yasu1963zodiacの日記

80’sROCK、グルメ、生活習慣病の生活について記しております。

オーディション番組出場の思い出


今週のお題「試験の思い出」

 

お題の「試験」とは少し趣旨が違うかもしれませんが、18歳の時にTVのオーディション番組「スター誕生」に応募しました。

 

まず履歴書、写真を送付して書類審査があります。書類審査が通ったらはがきで歌唱オーディションの案内が届きます。(私の場合は大阪市内の会議場だったような記憶があります。)

 

会場に行くと100人くらいの書類審査を通過した応募者が来ていて、1次選考で歌唱オーディション(横森良三さんのアコーディオンの伴奏で歌いました)があり、そこからまず20人くらいに絞られます。そして2次選考で6人が選ばれ、TV予選に進みます。

 

TV予選は千里が丘にあるホールで行われました。(司会は西川きよしさん、ゲストが 西城秀樹さんでした。)

 

私が歌った曲は時任三郎さんの「川の流れを抱いて眠りたい」という曲です。審査員はかまやつひろしさん、映画監督の大林宣彦さん等、有名な方々6名でした。

 

そして合否の発表になります。私の時は電光の星が10個自分の後ろにあり、8個以上点灯したら合格というスタイルで、なんと8個点いて合格しました。このとき一緒に合格したもう一人の方は、後にアイドルとしてデビューされた「吹田明日香」さんでした。

 

それから約4ヶ月後に東京で決戦大会が行われました。場所は後楽園ホール。本番までに約1週間、ダンスや歌のレッスン、プロモーションビデオの撮影等があり、いよいよ本番の日を迎えます。

 

実は本番の前日に、スカウトさんの前で歌ったのですが、たぶん下見的な感じで、ここですでにおおよその結果が出ていたのだと思います。(後から思えばですが・・・)

 

そして本番(ゲストは小泉今日子さん、桜田淳子さん、デビュー前の中森明菜さん)。残念ながら私はスカウトされることはありませんでしたが、心の中では少しほっとした気持ちがありました。もしスカウトされたら今の生活がどのように変化するのか、不安な気持ちもあったからです。

 

ここまで初めての応募でとんとん拍子に決戦大会まで進んだので、数ヶ月後に再度オーディションに応募しました。書類選考を通過して、1次審査も通過、でも2次審査で落とされてしまいました。

 

自分の中で最初に接戦大会まで行けたので、甘く考えていたのです。課題曲の歌唱練習もろくにせず、今度こそ決戦大会までいってスカウトされて歌手になるんだという強い気持ちも持たずに合格するはずがありませんよね。

 

大切なのは、結果を導くための準備と、絶対合格するんだという強い気持ちがないと最良の結果は得られないのだと思います。

 

私は今年で60歳になります。勤めている会社も定年退職となります。

 

残りの人生を悔いなく過ごすために、準備と強い気持ちをもって乗り越えて生きたいと思います。

 

ちなみに私が出場した決戦大会で不合格となり、後にデビューを果たした方が2人おられました。(新井由美子さん、山口由加乃さんです。)

あとその次の決戦大会で不合格となり、後にデビューされた方は「徳永英明」さんでした。